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東大阪市瓢箪山の歯を守る歯科医院



ひらおかデンタルクリニック



東大阪市 瓢箪山駅、枚岡駅の近く
  抜かない、削らない、痛くない、歯と全身を考える。
      きれいなお水の歯科医院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.072-943-4618

〒579-8046
大阪府東大阪市昭和町1-2 グレイス21 1F

診療案内medical info

一般診療

むし歯

施設写真

むし歯は『細菌感染』であることは、ご存知でしょうか?
口の中にいる細菌が、食べ残しや磨き残しを栄養とし、繁殖➡︎排泄。
その排泄物が、歯を溶かし、口臭の原因になります。
むし歯は、"自然に治りません"。
痛みがなくなっても、けっして治っていません。
放置すれば、むし歯が進行し、最終的に歯を抜かなければならないかもしれません。
早めの予防や治療を心がけてください。



虫歯の基本的な治療方針

普通虫歯の治療というと削って詰める、もしくは神経を取るという治療を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん必要なことですし、大事な治療だと思います。 しかし・・・・・・

虫歯を削る → 歯質が少なくなる → 虫歯が深くなれば、神経をとる → 歯がもろくなる、折れたりかけたりするようになる。
(神経を取ると歯は格段に弱くなります。)

こうして歯がなくなっていきます・・・・・・・・・

以前は予防的に黒くなっているところなどをすべて取りきる治療法でしたが、 現代では虫歯菌のいる箇所を特殊な薬剤や
計測機器(ダイアグノデント: ドイツkavo社製)で検知し、 菌の残っている箇所をメインに、削る部分を必要最小限度に抑えた治療法となっています。


(光学式う蝕検出装置: ダイアグノデント)
レーザーによる痛みのないカリエス診断器


また、自費診療になりますが "ドックスベストセメント" を使用した虫歯をほとんど削らずに治す治療方法やお薬でむし歯を治す "3Mix -MP法" も取り入れております。





もちろん、保険治療でも虫歯菌検知液を使用してできる限り削らない治療を心がけております。
当院では患者様が、より健康な歯でより良い生活をおくれるよう、また痛みの少ない治療方法を日々模索しております。

Doc's Best Cement(ドックスベストセメント) による虫歯治療

Doc's best cement(ドックスベストセメント)治療とは虫歯になった箇所にドックスベストセメントという薬を塗って治す治療です。ほとんどの場合、麻酔を使わず、削らないで治療が行えます。
お薬といっても抗生物質などとは違い、人間の血液中に含まれる銅イオンを主成分とした、さまざまなミネラルから作られた安全で人体に優しいお薬です。


ドックスベストセメントは、アメリカ最大の歯科関連団体であるADA(アメリカ歯科医師会)において安全な薬剤として許可を受け、アメリカでは一般的に用いられている製品です。
従来のむし歯菌を削って治すという発想とは全く違う、
"虫歯菌を削らないでミネラルで殺菌する" という治療法です。



治療の手順


虫歯周囲の薄くなっているエナメル質をとり除きます。
虫歯の部分を次亜塩素酸水にて洗浄します。
虫歯の部分を削らず残します。
ほぼ、削らないので痛みもありません。
ドックスベストセメントを虫歯の患部に塗布します。
このまますべて埋めます。
半年~1年後に ドックスベストセメントを一度取り除き、中の状態を確認。
治癒していることを確認し、ハイブリッドレジン(歯の色をした材料)を詰めて治療を終了します。


上記のように手順が少なく、患者様の苦痛もほとんどない治療方法です。
半年から1年待つわけですが(待たなくても大丈夫なケースもあります)その間の通院は、他の治療箇所が無ければ必要ありません。
費用に関しては保険適用ではありません。




メリット


麻酔の必要がない
痛みがない(洗浄中に多少しみることはあります。)
神経を取らないで残すことができる。
治療回数が少ない(一箇所の虫歯だけであれば塗る時一回、半年~1年後1回の合計2回で済みます)
歯をほとんど削らない



デメリット


日本では保険治療としては認可されていないので、自費治療となります
打診の時に痛みが強い場合には、この治療ができないケースが多い
神経ぎりぎりまで虫歯が進行している場合には成功率が低くなる



通院回数の比較


・通常の保険診療 治療方法(神経の治療+かぶせ物) 通院 約5~6回
・ドックスベストセメント 虫歯治療 通院 1回(半年~1年後に1回)

通院回数も少なくて済みますので、忙しい方には治療しやすいと思います。
注) 上記は他の治療箇所がまったく無いケースでの通院回数です。
注) 歯周病治療などの別途治療は含まれておりません。



診療に関してはお気軽にご相談ください。




3Mix-MP法

3Mix-MP®療法は、むし歯を削ったり歯髄(=歯の神経)を取るこれまでの歯科治療ではなく、
生体の治る力を活かして病巣組織を修復する歯科医療です。 
『たとえ感染組織であっても極力除去せず,生体レベルの修復を図る』という従来の歯科医術ではありえないが,
医学の世界では当たり前の考え方です。

むし歯菌などの口腔内病巣に生息している全ての細菌を殺菌できる3Mixという薬剤を用いて病巣無菌化に成功し、
組織修復を実現しました。


3Mix-MP法 治療の特徴

  1. 歯がぐらぐらで抜けそうでない限り、3Mix-MP法®の治療ができます。
  2. 3Mix-MP法®の適応に、年齢、体調は関係ありません。
  3. 麻酔注射は、必要ありません。(歯肉を切る症例は除く)
  4. 3Mix-MP法®に使用する薬剤にアレルギーがないか確かめて、薬を使います。
  5. 3Mix-MP®の薬は、1回の治療で無菌化を実現します。
  6. 歯冠修復(充填物,冠)は、接着技術を用います。
  7. 歯を出来るだけ残す治療なので、抜髄、抜歯、抜歯後のインプラントから歯を救います。

歯周病



施設写真

歯周病は、痛みなく進行する恐ろしい病気であり、日本人の成人80%が歯周病にかかっています。
むし歯と同様、細菌感染であり、その細菌が血管に入り、脳梗塞、脳血管障害、糖尿病、誤嚥性肺炎になることが判明されています。
長生きしたければ、歯周病治療です。
まずは、自分が歯周病になっていないか?を、診察して下さい。
日頃から、お口の状態を知り、定期的な専門家の歯周ケアが、歯を失わずにすむポイントです。




歯周病菌を見る位相差顕微鏡検査

顕微鏡検査では歯周病菌やカビ菌を観察することができます。
下の奥歯の内側の歯垢を少し採取し、それを位相差顕微鏡で観察します。
位相差顕微鏡でお口の中の歯周病菌やカビ菌を確認することができ、お薬の選択ができるのです。
さらに位相差顕微鏡の動画像を拡大表示する機能を用いる事でわかりやすい説明を行います。
当院ではインフォームド・コンセントの意味合いから患者さんに自分の口の中の状態を 知っていただくために位相差顕微鏡による検査を実施しております。

 

お口の中には細菌がいっぱい

お口の中やお腹の中には細菌がいっぱい!と頭では分かっていても、歯周病菌がウゴメク画面を見ると
かなりの衝撃です! 歯周病菌がいなくなると、口の中がサラサラになり爽快感があふれ出てきます。
当院では歯周病治療に絶大な効果のあるレーザーよる最新の歯周病菌殺菌システム「ペリオウェーブ」を導入しております。

《 最先端 歯周病治療 ペリオウェーブ 》 はこちら


カンジダアルビカンス: 実は歯垢(プラーク)の中には沢山カビがいるのです。
カビの中で特に代表的なのがカンジダというカビです。



歯肉アメーバ : 口の中以外にも、いろいろな場所に住んでいます。
位相差顕微鏡で見るととても大きくて、歯周病が重症の患者さんのお口の中には
たくさんいます。白血球をたくさん食べています。



口腔トリコモナス : 細菌を食べていますが、歯周病の重症の患者さんによく見られます。



トレポネーマ デンテイコーラ : 位相差顕微鏡で見ているととにかく動きが早い。
このバイ菌がいると、他のバイ菌も非常に増えてきます。
歯周病がひどい患者さんのお口の中には沢山住んでいます。
歯周病菌の中では特徴のあるらせん形をしているのですぐに見分けがつきます。



位相差顕微鏡で見た歯周病菌


薬で治す歯周病・口臭、顕微鏡でプラーク(歯垢)を見てみると、そこには驚くべき光景が!




歯周病に絶大な効果のある『ペリオウェーブ』を導入しています

【ペリオウェーブ】とは?
レーザーよる最新の歯周病菌殺菌システムです。
メチレンブルーを主成分としたバイオジェルで細菌を染色し、無熱の赤色光レーザーと化学反応させる事で活性酸素を発生させ
歯周病の原因となるグラム陰性菌を死滅させます。
この治療の特徴はまた薬品などを使わないものなので副作用はなく、歯一本につき約60秒の治療という短時間での治療が可能です。
現在世界が注目している画期的な最先端の光殺菌技術です。




ペリオウェーブに用いられるレーザー
非熱ダイオード・レーザーといって、メチレンブルーを主成分とするバイオジェルの周波数に反応します。
バイオジェルはリポ多糖類とリピドというグラム陰性菌・陽性菌のなかにある成分と結合するもので、歯周病の原因となる
グラム陰性菌にはいち早く取り込まれます。
患部にまずバイオジェルを塗布し、細菌に取り込まれたところでペリオウェーブを照射することで細菌のみを破壊することができます。

*保険適用外 自費診療のみとなります。
*1歯 ¥2000~ (税別)(本数、症例により異なります)



(治療の手順)
  1. 歯石の除去
    歯周ポケットの内部に入り込んだ歯石を除去します。
  2. バイオジェルの注入
    ペリオウェーブが細菌のみを破壊するように、メチレンブルーを主成分としたバイオジェルといわれる染色液を歯周ポケットに注入します。
    飲み込んでも人体に害はありません。

  3. ペリオウェーブの照射
    バイオジェルは歯周病の原因となる細菌に取り込まれる特性があり、ペリオウェーブを1本の歯に対して約60秒照射すると、
    化学反応を起こし活性酸素を大量に発生させて細菌を破壊します。
    細菌が死滅した後に丁寧に洗浄します。


periowave【ペリオウェイブ】 の説明動画
『ペリオウェイブは口腔内細菌に対する全く新しいい治療方法です。』


以下の2本の動画で、術前、術後が説明されています。
歯の歯石をとった後に、ポケットが7mmある深い部分を中心に、光感受性物質としてメチレンブルーを主成分としたバイオジェルと
いわれる染色液を歯周ポケットに注入し、無熱ダイオードレーザーで、患部を60秒ほど照射し、活性酸素を発生させて細菌を殺菌しています。


3週間後にチェックすると、ポケット測定による出血が減少し、7mmあったポケットが4mmに減少していることがわかります。
また、歯肉が引き締まっている様子がわかります。

治療の流れ





  1. 問診および
    初診カウンセリング

    患者様の歯に関する悩みや治療に対する疑問や希望などをお伺いします。
    スタッフがお伺いしますので、なんでもお気軽にお申し付けください 。
  2. 検査

    正しい治療を行うために、お口の検査やレントゲン撮影などをさせていただきます。
  3. 主訴の改善

    患者様が一番に訴えられている部分を治療します。
    (例:痛みがある場合は痛みを無くす)
  4. セカンド
    カウンセリング

    検査結果をもとに、現状説明し、治療計画を患者様と一緒にたてていきます。

  5. 治療

    主訴(一番お悩みの事)の治療。
    歯をささえている歯周の治療を進めていきます。
    (いくらむし歯をなおしても土台(歯周)が弱ければ元も子もないから)
  6. 修復

    歯周が落ち着いてから、状態によっては並行して、
    患者様が気付かなかったむし歯など、全体的な治療を行っていきます。
    予防治療などもあわせてされることをおすすめします。
  7. メンテナンス

    全部の治療が終了後、定期的なメンテナンスを受けていただきます。
    3~4ヶ月に1度お口のチェックとクリーニングなどを受けることで、
    むし歯や歯周病になりにくくなります。

予防

皆さんはどのようなときに歯科医院を受診されますか?
銀歯が取れたとき、歯が痛いとき、歯が抜けそうなとき、抜けてしまったとき、歯が欠けたとき、歯ぐきが腫れたとき……etc。
いろいろあると思いますが、日本では大半の方が痛みなど何かしらの症状が出ないと歯科医院には行きません。
そして、そのために80歳で平均5本しか歯が残っていないという現状を招いているのです。

予防をしているとむし歯や歯周病の他にも、歯の治療のために長い時間や高額な治療費を出さなくてもいいようになるなど、メリットが色々あります。
自分の歯でずっと食べる事もでき、歯の本数が多い高齢者ほど病気になる確率も減っています。
フッ素塗布やクリーニングなどの歯科での治療を定期的に受けていただくとより効果的です。







小児治療

お子さまのむし歯治療は大人の方の治療よりもさらに気を使って行っています。
この時期の治療が今後の歯の状態に影響を与え、歯並びや歯の状態が左右されてしまいます。この頃の歯医者の印象は大きくなっても持ち続けるため、出来るだけ恐怖心を与えないように、お子さまに合わせた治療を行っています。


◎むし歯になる前に

乳歯はとても柔らかく、むし歯にとてもなりやすいものです。
永久歯が生えてくる前にむし歯予防や治療を行い、むし歯に強い歯を作っていきましょう。
乳幼児予防も行っていますので、早い時期からの予防もお気軽にお越しください。


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